2024年12月02日

CYMA CM.373を分解してみた

てっちです。

前回、コッキングが固いと書きました。
で、箱を確認したら、ジュール値の平均は0.72Jと記載してあった。

ん?3発で0.72Jだったら、もしもBB弾の装てん不良やシェルマガジンの残弾不足で1発チャージ発射になってしまった場合、単純に計算しても完全にジュール値は法定値オーバーになるじゃん!

試しに3発ショットで計測してみたら、
CYMA CM.373を分解してみた
0.54Jでした。箱に記載は0.2g弾だと思うので、0.25g弾でこの測定結果はヤバい!

早急に計測結果の究明と対策のため分解してみた。
そしたら、
CYMA CM.373を分解してみた
あれ?ピストンSPがダブルSPになってますやん!
箱だしノーマルのはずなのに!

多分、射撃時のピストンSPのバィ~ン音対策のためにSPを2重にしたと思われるが、これが高初速とコッキングが固い原因と判明。

なので、ダブルSPの内側の細い方を6巻き程カット!
CYMA CM.373を分解してみた

ちなみに、チャンバーパッキンは1番上側のが変形していました。
CYMA CM.373を分解してみた
なので、ついでに全部宮川ゴムさんのニトリル50に交換。

組み立て後に0.25g、3発発射で計測。
CYMA CM.373を分解してみた
結果は1発あたり、0.41J程でした。

ちなみに1発装てんでの計測結果は、
CYMA CM.373を分解してみた
0.91Jでした。もしSPをカットしていなかったら、完全に法定値オーバーになってましたね。

コッキングも僅かですが軽くなり、ちょっと楽になりました。

3発ショットのショットガンは、装てんやマガジンの残弾数により1・2発発射になる可能性が必ずありますので、その状況下でオーバーJにならないように気を付ける必要があります。

国産メーカーなら安心ですが、海外製の場合は、初速の計測の方法によっては危険な物もありますので要注意。

今回のが少しでも参考になれば。


では。













Posted by てっち at 00:07