2024年05月31日
TANAKA9mm拳銃(旧型)を復活させてみた。
てっちです。
過去に紹介した記事
https://yuukou009.militaryblog.jp/e1104053.html
で紹介した9mm拳銃を、いい加減復活させてやろうと思い、作業に取り掛かり。

過去のブログでもある通り、マガジンバルブからのガス漏れがひどいので、さくっとばらす。

で、バルブの上下Oリングをホームセンターで購入した近いサイズの物に交換し、シリコンオイルをたっぷり塗って元通りに組み立てて終了。
ガス漏れチェック問題無し。
Oリングはきつめの物を選定して入れるのがコツです。
で、十何年かぶりに本体のオイルが必要な箇所に注油して試射してみた。
期待は余りしていなかったが、これが意外と快調で元気よく動いてくれた。
物置で箱などには入れず長期に保管していたが、置いていた場所が良かったのかも。
ただ、この9mm拳銃はマグナなのと、ホップが独特の機構のため、命中精度はあまり期待出来ない(当時は苦労した)。
また、本調子では無いので初速などの計測は意味が無い。
時間が取れたら、本体も一度完全にバラしてメンテと改良(改造?)してから初速計測しようと思う。
では。
過去に紹介した記事
https://yuukou009.militaryblog.jp/e1104053.html
で紹介した9mm拳銃を、いい加減復活させてやろうと思い、作業に取り掛かり。

過去のブログでもある通り、マガジンバルブからのガス漏れがひどいので、さくっとばらす。

で、バルブの上下Oリングをホームセンターで購入した近いサイズの物に交換し、シリコンオイルをたっぷり塗って元通りに組み立てて終了。
ガス漏れチェック問題無し。
Oリングはきつめの物を選定して入れるのがコツです。
で、十何年かぶりに本体のオイルが必要な箇所に注油して試射してみた。
期待は余りしていなかったが、これが意外と快調で元気よく動いてくれた。
物置で箱などには入れず長期に保管していたが、置いていた場所が良かったのかも。
ただ、この9mm拳銃はマグナなのと、ホップが独特の機構のため、命中精度はあまり期待出来ない(当時は苦労した)。
また、本調子では無いので初速などの計測は意味が無い。
時間が取れたら、本体も一度完全にバラしてメンテと改良(改造?)してから初速計測しようと思う。
では。
Posted by てっち at
09:54
2024年05月25日
うーん・・・・。5/27追記
てっちです。
ノークレームで。
自衛隊関連の実物コレクターの方々がいらっしゃいますが、自衛隊員に色々と迷惑をかける事となるので、コレクションを公開する事はマジで止めましょう。
自衛隊員は、官給品は必ず所属部隊に返納しましょう。
知りませんよ・・・・・本当に。
では。
追記
ある方が、自衛隊の被服で銘板(ロットや製造メーカー、繊維の混合率などが記載されている布のこと)を公開してしまっています。
マジック等で所属・名前などを消してはいますが、その程度で出所が不明にはなることは絶対にありません。
詳細に調べれば判明します。
どういう経路で入手されるのかは存じませんが・・・。
昔は問題が無かったかもしれません。
しかし、今は問題ありです。
そりゃそうでしょう。現在の日本がおかれている世界情勢はそこまでシビアなのです。
何故、総合火力演習が一般公開されなくなったのか、ライブ配信さえも無くなったのか、考えれば判るでしょう。
話は戻りますが、官給品は国民の税金で調達されているものであり、支給ではなく国から貸与されている、つまりは借り物です。
借りているものは返すのが当たり前であり、私物化は絶対にあってはなりません。
コレクションは凄いとは思いますが、被服の配合が公開されるだけでも他国からすれば、自衛隊の戦力が少しでも判断出来る材料となります。
国の為を思うならば、自衛官の為を思うならば、本当に止めていただきたいものです。
公開されている方が自衛官又はOBなのか、一般人なのかは分かりません。
もし自衛官かOBなら・・・・・・
ノークレームで。
自衛隊関連の実物コレクターの方々がいらっしゃいますが、自衛隊員に色々と迷惑をかける事となるので、コレクションを公開する事はマジで止めましょう。
自衛隊員は、官給品は必ず所属部隊に返納しましょう。
知りませんよ・・・・・本当に。
では。
追記
ある方が、自衛隊の被服で銘板(ロットや製造メーカー、繊維の混合率などが記載されている布のこと)を公開してしまっています。
マジック等で所属・名前などを消してはいますが、その程度で出所が不明にはなることは絶対にありません。
詳細に調べれば判明します。
どういう経路で入手されるのかは存じませんが・・・。
昔は問題が無かったかもしれません。
しかし、今は問題ありです。
そりゃそうでしょう。現在の日本がおかれている世界情勢はそこまでシビアなのです。
何故、総合火力演習が一般公開されなくなったのか、ライブ配信さえも無くなったのか、考えれば判るでしょう。
話は戻りますが、官給品は国民の税金で調達されているものであり、支給ではなく国から貸与されている、つまりは借り物です。
借りているものは返すのが当たり前であり、私物化は絶対にあってはなりません。
コレクションは凄いとは思いますが、被服の配合が公開されるだけでも他国からすれば、自衛隊の戦力が少しでも判断出来る材料となります。
国の為を思うならば、自衛官の為を思うならば、本当に止めていただきたいものです。
公開されている方が自衛官又はOBなのか、一般人なのかは分かりません。
もし自衛官かOBなら・・・・・・
Posted by てっち at
20:32
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2024年05月17日
4種類のサブコンパクトオート?を少し比較してみた。
てっちです。
KSC P232の改良も落ち着いたので、自分が所有している同クラスの物(380ACP)と並べて比較してみました。

左上:TANAKA COLT380AUTO
左下:マルゼン WALTER PPK/s
右上:WA ベレッタ84Fタクティクス
右下:KSC SIG P232
日本を代表するメーカーの4種類です。
(マルイはLCPとか有るけどガスブロじゃないので。)
まずは、380AUTOから。

この380AUTOは、マグナだけど負圧式を採用していて、自分はマグナと負圧式の良いとこ取りだと思っています。

マグナ特有のフローティングバルブが見えません。
自分のはスライドをフルストロークに加工済みです。
初速ですが、マルイ0.25バイオ、気温28度、マガジンを手で暖めてからの結果が、

このくらい。
次にマルゼンPPK/s。

こいつは、スライドストップ位置を変更してホップを改良しています。
初速は、

ただ、デコッキングレバーの耐久性が心配。
次はWAのベレッタ84Fタクティクス

ちなみに自分で負圧式に加工。

ノズル内のフローティングバルブが引っ込んでいるのが判るかと。
負圧式の変更方法は、P232と同じ。
初速は、

60m/sを超えてます。やっぱりダブルカラアムマガジンは強いですね。
最後にKSC P232。

インナーピストンから負圧式バルブへの変更、シリンダーリターンスプリングの追加だけで外装はノーマルです。
スライドを引いても、

シリンダーは戻ります。
初速は、

何とか0.4Jを越えられるようにはなりました。
あとはタイトなバレルに交換ですね。
今回の4種の初速計測の条件は大体同じにしていると思うのですが、マガジンの表面温度がマチマチなので正確ではありません。
参考程度に。
で、実射性能ですが、5m程度ではほとんど変わりませんが20m離れると、良い順はP232→84F→PPK/s→380ですかね。
84Fと380はまだホップの改良の余地があるので、もしかしたら順位は変更するかも。
いずれ紹介出来れば。
あと、自分なりの使いやすさで言えば、84F→PPK/s→P232→380の順かな。
P232のグリップは握りやすいが滑るので、こんどステッピング加工をしてみようと計画中。
380は手からはみ出てしまう小ささなので、仕方がない。
マガジンの装弾数では、PPK/s(25発)→84F(20発)→P232と380は同じ(12発)
PPK/sは、あのコンパクトさで25発のファイアーパワー。ゲームでも使えますね。
4丁ともお気に入りです。
マルイもガスブロで出してくれないかなー。
では。
KSC P232の改良も落ち着いたので、自分が所有している同クラスの物(380ACP)と並べて比較してみました。

左上:TANAKA COLT380AUTO
左下:マルゼン WALTER PPK/s
右上:WA ベレッタ84Fタクティクス
右下:KSC SIG P232
日本を代表するメーカーの4種類です。
(マルイはLCPとか有るけどガスブロじゃないので。)
まずは、380AUTOから。

この380AUTOは、マグナだけど負圧式を採用していて、自分はマグナと負圧式の良いとこ取りだと思っています。

マグナ特有のフローティングバルブが見えません。
自分のはスライドをフルストロークに加工済みです。
初速ですが、マルイ0.25バイオ、気温28度、マガジンを手で暖めてからの結果が、

このくらい。
次にマルゼンPPK/s。

こいつは、スライドストップ位置を変更してホップを改良しています。
初速は、

ただ、デコッキングレバーの耐久性が心配。
次はWAのベレッタ84Fタクティクス

ちなみに自分で負圧式に加工。

ノズル内のフローティングバルブが引っ込んでいるのが判るかと。
負圧式の変更方法は、P232と同じ。
初速は、

60m/sを超えてます。やっぱりダブルカラアムマガジンは強いですね。
最後にKSC P232。

インナーピストンから負圧式バルブへの変更、シリンダーリターンスプリングの追加だけで外装はノーマルです。
スライドを引いても、

シリンダーは戻ります。
初速は、

何とか0.4Jを越えられるようにはなりました。
あとはタイトなバレルに交換ですね。
今回の4種の初速計測の条件は大体同じにしていると思うのですが、マガジンの表面温度がマチマチなので正確ではありません。
参考程度に。
で、実射性能ですが、5m程度ではほとんど変わりませんが20m離れると、良い順はP232→84F→PPK/s→380ですかね。
84Fと380はまだホップの改良の余地があるので、もしかしたら順位は変更するかも。
いずれ紹介出来れば。
あと、自分なりの使いやすさで言えば、84F→PPK/s→P232→380の順かな。
P232のグリップは握りやすいが滑るので、こんどステッピング加工をしてみようと計画中。
380は手からはみ出てしまう小ささなので、仕方がない。
マガジンの装弾数では、PPK/s(25発)→84F(20発)→P232と380は同じ(12発)
PPK/sは、あのコンパクトさで25発のファイアーパワー。ゲームでも使えますね。
4丁ともお気に入りです。
マルイもガスブロで出してくれないかなー。
では。
2024年05月14日
KSC SIG P232を改良してみた その2
てっちです。
前回、シリンダーのリターンSPを装着して初速が下がったので、SPを外した状態でしたが、原因が判明。
なので、ホームセンターで新たに引きバネを購入して組んでみました。
こちら。

線形0.25mm、外径2.5mm、長さ25mmの引きバネです。これをピストンの長さに合わせてカットして使用。
このSPをシリンダーを貫通しているピンに通した状態。

ちなみにシリンダーピンの真ん中は窪みを入れ、SPが擦れないようにしています。
ピストンを組んだ状態。

ただ、このままだとSP止めの位置が合わなくなるので、

真鍮のパイプを切り出し、

SPがパイプ内を通るように挿入。
SPの最後は、

普通のSPを切り出して加工した物をリターンSP止めに使用。
SP止めを組んだ状態

ちょっとごちゃごちゃしてますが、老眼なので眼鏡をかけてもこれが精一杯の加工。
何とかSP止めをSPに引っかけて固定。
で、新たにリターンSPを組んでからの初速ですが、

うん、これが精一杯ですね。
ちなみに、スライドを引いた状態からマガジンを挿入した際の弾こぼれ現象も発生しなくなりました。
で、初速低下の原因なのですが、当初、線形0.26mm、外径2.5mm、長さ20mmの引きバネを使用していたのですが、どうやらバネが強すぎたためにチャンバーとシリンダーが離れるタイミングが早まり、チャンバーからガス漏れしていたと推測。
組んでからの作動は快調で、副産物として初速がかなり安定しました。
とりあえずはここまで。
では。
前回、シリンダーのリターンSPを装着して初速が下がったので、SPを外した状態でしたが、原因が判明。
なので、ホームセンターで新たに引きバネを購入して組んでみました。
こちら。

線形0.25mm、外径2.5mm、長さ25mmの引きバネです。これをピストンの長さに合わせてカットして使用。
このSPをシリンダーを貫通しているピンに通した状態。

ちなみにシリンダーピンの真ん中は窪みを入れ、SPが擦れないようにしています。
ピストンを組んだ状態。

ただ、このままだとSP止めの位置が合わなくなるので、

真鍮のパイプを切り出し、

SPがパイプ内を通るように挿入。
SPの最後は、

普通のSPを切り出して加工した物をリターンSP止めに使用。
SP止めを組んだ状態

ちょっとごちゃごちゃしてますが、老眼なので眼鏡をかけてもこれが精一杯の加工。
何とかSP止めをSPに引っかけて固定。
で、新たにリターンSPを組んでからの初速ですが、

うん、これが精一杯ですね。
ちなみに、スライドを引いた状態からマガジンを挿入した際の弾こぼれ現象も発生しなくなりました。
で、初速低下の原因なのですが、当初、線形0.26mm、外径2.5mm、長さ20mmの引きバネを使用していたのですが、どうやらバネが強すぎたためにチャンバーとシリンダーが離れるタイミングが早まり、チャンバーからガス漏れしていたと推測。
組んでからの作動は快調で、副産物として初速がかなり安定しました。
とりあえずはここまで。
では。
2024年05月13日
KSC SIG P232を自分なりに改良?してみた。
てっちです。

前回の購入に引き続きですが、とりあえず購入時での初速の計測。
(マルイバイオBB0.25g気温26度マガジン暖めた状態)

低いです。いくら0.25gとはいえ、50m/sもありません。
何回か計測しましたが、50m/を超える事はありませんでした。かなりマガジンは暖めたのですが。
ちなみに同条件でのマルゼンPPK/sの初速ですが、

60m/s超えてます。
ちなみにPPK/sはホップを改良しただけ。
せめてPPK/sと同じくらいには初速を上げたいし、インナーピストンを撤廃したいので、早速交換してみた。
こちら。

はい。WAのガバメント系のフローティングバルブです。これを使用します。
で、加工した状態。

このままだとブローバック時にシリンダーから外れてしまうので、

シリンダーに穴あけて、

購入時に付属していた六角レンチを差し、

シリンダーの幅に合わせてカット!
シリンダーの中は、

こんな感じで作成したバルブを押さえています。
話はそれますが、このシリンダーは外れ個体だったのか、内側がツール痕と思われる跡が沢山残っていたため、ピストンカップとの相性が最悪でシリンダーを動かすとざらざらした振動が伝わるし、動きがとても固かった。
なので、シリンダー内側のツール痕を400~1000番ペーパーで研磨し除去し、ピストンカップの縁を削ってシリンダーが滑らかに動くようにしています。
(ピストンは旧型のOリングタイプの方が良かったです)
ピストン側は、インナーピストンが無くなったので、ピストンピンとピストンSPも外しました。
マガジンのバルブは、

いつもの放出力加工。
で、改良後の初速ですが、

何とか60m/sは出ましたが、1マガジン12発を撃ちきれなくなり冷えにも弱くなったので、フローティングバルブのSPレートを色々と試した結果、

大体52~57m/s前後に落ち着きました。
それ以上の初速向上はインナーバレルの交換くらいしか無いですね。
初速が上げられない原因は、主にマガジンにあります。
マガジンのバルブの向きが縦向きなので、マガジンのガスタンク容量が同クラスのTANAKA COLT380AUTOやマルゼンPPK sに比べて少なく、またガスルートも長くてクネクネなので冷えやすい。
まぁー見た目を優先させた結果ですね。
このモデルはシリンダーのリターンSPが無いタイプですが、今回ピストンピンやSPを外したのでリターンSPを装着してみようと思い、ホームセンターで引きバネを購入し、シリンダー内に新しく打ち込んだピンにリターンSPを繋げピストン内にSPを通して止め、組んでブローバックさせた所、正常にシリンダーが元に戻る作動が出来るようになりました。作動も快調!
しかし、リターンSPを組んだら何故か初速が30m/sしか出なくなったので、今はリターンSPを外している状態。
多分、シリンダーへのガスカットのタイミングとシリンダーが元に戻るタイミングが合わないのかも。
判明したら、紹介します。
では。

前回の購入に引き続きですが、とりあえず購入時での初速の計測。
(マルイバイオBB0.25g気温26度マガジン暖めた状態)

低いです。いくら0.25gとはいえ、50m/sもありません。
何回か計測しましたが、50m/を超える事はありませんでした。かなりマガジンは暖めたのですが。
ちなみに同条件でのマルゼンPPK/sの初速ですが、

60m/s超えてます。
ちなみにPPK/sはホップを改良しただけ。
せめてPPK/sと同じくらいには初速を上げたいし、インナーピストンを撤廃したいので、早速交換してみた。
こちら。

はい。WAのガバメント系のフローティングバルブです。これを使用します。
で、加工した状態。

このままだとブローバック時にシリンダーから外れてしまうので、

シリンダーに穴あけて、

購入時に付属していた六角レンチを差し、

シリンダーの幅に合わせてカット!
シリンダーの中は、

こんな感じで作成したバルブを押さえています。
話はそれますが、このシリンダーは外れ個体だったのか、内側がツール痕と思われる跡が沢山残っていたため、ピストンカップとの相性が最悪でシリンダーを動かすとざらざらした振動が伝わるし、動きがとても固かった。
なので、シリンダー内側のツール痕を400~1000番ペーパーで研磨し除去し、ピストンカップの縁を削ってシリンダーが滑らかに動くようにしています。
(ピストンは旧型のOリングタイプの方が良かったです)
ピストン側は、インナーピストンが無くなったので、ピストンピンとピストンSPも外しました。
マガジンのバルブは、

いつもの放出力加工。
で、改良後の初速ですが、

何とか60m/sは出ましたが、1マガジン12発を撃ちきれなくなり冷えにも弱くなったので、フローティングバルブのSPレートを色々と試した結果、

大体52~57m/s前後に落ち着きました。
それ以上の初速向上はインナーバレルの交換くらいしか無いですね。
初速が上げられない原因は、主にマガジンにあります。
マガジンのバルブの向きが縦向きなので、マガジンのガスタンク容量が同クラスのTANAKA COLT380AUTOやマルゼンPPK sに比べて少なく、またガスルートも長くてクネクネなので冷えやすい。
まぁー見た目を優先させた結果ですね。
このモデルはシリンダーのリターンSPが無いタイプですが、今回ピストンピンやSPを外したのでリターンSPを装着してみようと思い、ホームセンターで引きバネを購入し、シリンダー内に新しく打ち込んだピンにリターンSPを繋げピストン内にSPを通して止め、組んでブローバックさせた所、正常にシリンダーが元に戻る作動が出来るようになりました。作動も快調!
しかし、リターンSPを組んだら何故か初速が30m/sしか出なくなったので、今はリターンSPを外している状態。
多分、シリンダーへのガスカットのタイミングとシリンダーが元に戻るタイミングが合わないのかも。
判明したら、紹介します。
では。
2024年05月11日
KSC SIG P232を購入してみての自分なりの考察
てっちです。
久しぶりの投稿になりますが、この度KSCより十数年ぶりにP232が再販されたので購入しました。
実は、昔の発売当時P230・P232の両方を購入していた過去があり、当時は自分なりに色々と改良したりしてサバゲで使えるように改良していました。
当時、訳あってP230・P232の両方を手放してしまいましたが、最近になってマルゼンのPPKが新発売された時、P232も再販してくれれば良いのにな~と思った矢先、何と!偶然にも再販されたではないですか!
なので、思わずポチった訳ですよ。
本日届いたので、ここまで来たらレビューしないと!などと思ったりもしたのですが、他にレビューされている諸先輩方が沢山いらっしゃったので、ここでは自分なりに気づいた所、このシリーズの欠点?などを紹介したいと思います。
まずはこちら。

今回購入したP232になります。

スライドを引いた状態

で、早速マガジンにガスを入れて空射ちしてみた。
うん、昔とほとんど変わっていない。
で、BB弾を2・3発マガジンに込めて撃ってみたが、うん?こんな感じだったかな?。
まさかと思い、早速分解してみる。

ゲッ!?昔と全く変わらない!て言うか、ほとんど改良されていない!?
悪名高い?ピストンカップの材質はさすがに変更されていました。

が、昔のKSCのガスブロでよく採用されていたインナーピストン方式は依然残ったまま!

インナーピストンの縁には2・3発撃ったB
B弾の削りかすが付着・・・。
実はこのインナーピストン方式が命中精度の低下になる原因の一つなのですよ。
その理由がこちら。

BB弾の真ん中辺りにバリみたいな傷があるのが判るでしょうか?
実はこれ、インナーピストンで出来た傷になります。
インナーピストン方式は、WAのマグナと同じチャンバー内のBB弾の存在の有無でインナーピストン(WAではフローティングバルブ)を作動させる原理ですが、WAの方はプラスチック製なのでBB弾を傷つけることはありません。
しかし、KSCのインナーピストンは、パイプの肉厚が薄くて金属なのと、最近のBB弾でバイオBBなどは弾の表面が少し柔らかめの物が多いので、BB弾の種類によってはブローバック時のインナーピストンの打撃にBB弾が負けて傷が入り、ホップのかかりの不安定などに影響が出る可能性があるのです。
その他にも、ブローバックしてスライドストップがかかっても、ピストンカップの抵抗のせいでシリンダーが元の位置に戻らず、マガジン交換したら戻ってないシリンダーノズルがマガジン装着の際に、マガジンリップのBB弾にノズルが当たってマガジンから数発BB弾が飛び出るなどの症状とかあったですな。
P230の時は、ピストンにOリング構造だったので上記のような症状は無かったし、似たようなピストン構造では、マルゼンのPPKシリーズが近い。
マルゼンPPKシリーズもシリンダーリターンSPが無い構造だが、ブローバック時に少しだけシリンダーが元の位置に戻るので、P232のような症状は無し。
何故マルゼンがあの構造をずっと採用しているのか。
現状が判明したので、明日は当時やった改良などをやろうかなと思う。
今教えられる事は、インナーピストンの廃止と代替えの負圧バルブの作成、初速の向上かな。
改良が一段落したら報告します。
では。
久しぶりの投稿になりますが、この度KSCより十数年ぶりにP232が再販されたので購入しました。
実は、昔の発売当時P230・P232の両方を購入していた過去があり、当時は自分なりに色々と改良したりしてサバゲで使えるように改良していました。
当時、訳あってP230・P232の両方を手放してしまいましたが、最近になってマルゼンのPPKが新発売された時、P232も再販してくれれば良いのにな~と思った矢先、何と!偶然にも再販されたではないですか!
なので、思わずポチった訳ですよ。
本日届いたので、ここまで来たらレビューしないと!などと思ったりもしたのですが、他にレビューされている諸先輩方が沢山いらっしゃったので、ここでは自分なりに気づいた所、このシリーズの欠点?などを紹介したいと思います。
まずはこちら。

今回購入したP232になります。

スライドを引いた状態

で、早速マガジンにガスを入れて空射ちしてみた。
うん、昔とほとんど変わっていない。
で、BB弾を2・3発マガジンに込めて撃ってみたが、うん?こんな感じだったかな?。
まさかと思い、早速分解してみる。

ゲッ!?昔と全く変わらない!て言うか、ほとんど改良されていない!?
悪名高い?ピストンカップの材質はさすがに変更されていました。

が、昔のKSCのガスブロでよく採用されていたインナーピストン方式は依然残ったまま!

インナーピストンの縁には2・3発撃ったB
B弾の削りかすが付着・・・。
実はこのインナーピストン方式が命中精度の低下になる原因の一つなのですよ。
その理由がこちら。

BB弾の真ん中辺りにバリみたいな傷があるのが判るでしょうか?
実はこれ、インナーピストンで出来た傷になります。
インナーピストン方式は、WAのマグナと同じチャンバー内のBB弾の存在の有無でインナーピストン(WAではフローティングバルブ)を作動させる原理ですが、WAの方はプラスチック製なのでBB弾を傷つけることはありません。
しかし、KSCのインナーピストンは、パイプの肉厚が薄くて金属なのと、最近のBB弾でバイオBBなどは弾の表面が少し柔らかめの物が多いので、BB弾の種類によってはブローバック時のインナーピストンの打撃にBB弾が負けて傷が入り、ホップのかかりの不安定などに影響が出る可能性があるのです。
その他にも、ブローバックしてスライドストップがかかっても、ピストンカップの抵抗のせいでシリンダーが元の位置に戻らず、マガジン交換したら戻ってないシリンダーノズルがマガジン装着の際に、マガジンリップのBB弾にノズルが当たってマガジンから数発BB弾が飛び出るなどの症状とかあったですな。
P230の時は、ピストンにOリング構造だったので上記のような症状は無かったし、似たようなピストン構造では、マルゼンのPPKシリーズが近い。
マルゼンPPKシリーズもシリンダーリターンSPが無い構造だが、ブローバック時に少しだけシリンダーが元の位置に戻るので、P232のような症状は無し。
何故マルゼンがあの構造をずっと採用しているのか。
現状が判明したので、明日は当時やった改良などをやろうかなと思う。
今教えられる事は、インナーピストンの廃止と代替えの負圧バルブの作成、初速の向上かな。
改良が一段落したら報告します。
では。
Posted by てっち at
21:36