2023年05月17日

マルイG19におけるシリンダー周りについて

てっちです。
前回、G19のシリンダーバルブを弄ってみた所、寒くも無いのに1マガジンも撃ちきれなくなってしまいました。
それで、シリンダー及びバルブの形状等を再確認したら、気づいた点が幾つかあったので、自分なりの持論を書きたいと思います。

まずはこちら。

G19のシリンダー及びバルブ周りです。シリンダーバルブSPはノーマルに戻しています。
バルブの加工部分が少し判るかと思いますが、自分が気になったのはシリンダーのガス入口部分の傾斜です。
今までのマルイ製品では見られない形状です。

比較ですが、G18Cのシリンダーは、


ハイキャパのシリンダーは、

入口の大きさなどは別として、G18Cとハイキャパのポート形状は、あまり変わらないですね。

ここからは自分の憶測ですが、大口径シリンダーにすれば必然と口径に見合ったガス量が必要となります。
しかし、いくらガス量が必要とは言え、今までのGlockシリーズのマガジンのポート形状のままで行くと、ブローバック側にガスが多く流れ込み過ぎてしまい、大口径シリンダーと合わさってスライド破損の危険性が増大します。
かと言ってマガジンは他のGlockシリーズと互換性が必要なため、シリンダー口径に合わせて絞っているのか、バルブにガスか当たる位置を調整して初速を上げるためなのか。

しかし、この傾斜のせいでシリンダーバルブが早期に作動する可能性があるため、シリンダーバルブSPのバネレートは他のマルイガスブロに比べても強い方であり、これが燃費が悪い状態になっている原因ではと推測します。

実際、自分のG19マガジンは、ガス1チャージで50発も撃てませんでした。

なので、自分はシリンダーバルブのある部分の形状をほんの少し加工してバルブの切り替えがスムーズになるようにしたため、多少燃費が向上しました。

加工部分の細部は写真で判断してね。多分、分からないかと思いますが。

予備のシリンダーが手に入ったら、ポート加工も含めて色々実験してみようかと思います。

AAP01アサシンでシリンダー側のポート拡張時の作動のノウハウは得ているので。

目指すは、フルサイズのガスブロハンドガンと遜色ない性能。

では。




  


Posted by てっち at 00:14Comments(0)ガスブローバック