2023年08月29日
マルゼン ワルサーppksのホップを改良してみた
てっちです。
今回は、マルゼン ワルサーPPK/sのホップを自分なりに改良したので紹介します。
まず、インナーバレルの加工がこちら。

上がノーマルで、下が加工したバレルになります。
で、代わりのホップパッキンがこちら。

約1.5ミリ厚のシリコン板から切り出し、デザインナイフとリューターで整形加工しました。
で、バレルに装着した状態がこちら。

斜めからは、

こんな感じ。
チャンバーパッキンも加工しました。

内側の出っ張りを、ほとんど削り取ってBB弾の抜弾抵抗を減少させました。
で、アウターバレルに組んだ状態が、

純正のホップパッキンは、逆さまにしてテンショナーとして使用
さらに組んだ状態。

調整用イモネジは、自分で位置決め穴開け加工して装着しました。
チャンバー内からのホップパッキンの状態は、

こんな感じです。点から面ホップにしたつもりです。
で、野外で試射した所、0.25gで30m位はマルイに匹敵するくらいの弾道になりました。
ノーマルは弾道が30m手前で左右にスライス叉はドロップしていたし、0.25gではホップが厳しい感じだったので。
初速の低下はチャンバーパッキンの出っ張りを削ったので、少し低下しました。ホップ自体での初速低下は無いかと。
ただ、ちょっとホップが効きすぎかな?
0.2gだと0ホップ、0.25gで少し調整する位。
ここは要調整ですね。
自分が思うに、マルゼンのハンドガンに使われているホップシステムはもう古いと思います。
実際、部品取りのため、約5年ぶりに新品のPPK/Sを購入しましたが、何も改良されていませんでした。
今まで使用していたPPK/Sとのパーツの互換性があるので、別の意味で助かりますが。
一応、PPK/Sは純正でクラシックサイレンサー/可変ホップバレルセットがあり、自分もかなり昔に購入したことがあるのですが、ホップの調整が超シビアでつまずきホップの特徴である初速減少の発生と、金属アウターがスライドとの摩擦でピンクっぽい地肌の色が出てきたのが気に入らなかったので、誰かにあげた記憶があります。
今回のホップ改良は、自分でも納得いく結果となりました。
次回はMARUZENのブローバックシステムについて、自分なりに色々検証した結果をご報告出来ればなと思います。
では。
追伸
マルゼンの製品の取扱説明書には、一切、部品番号等は記載はありません。
ハンドガンだけかも知れませんが。
なので、パーツだけの注文は出来ないのでもう一丁購入した次第。
で、バラして気付いたのがこちら。

バレル一式とフレームを繋げるピンですが、抜け防止のギザギザが大きいのが今までのピンで、ギザギザがほとんど無いのが今回購入した方のピンです。
新しい方は、ピンをペンチか何かでカシメて抜け防止部分を作っただけっぽい。
コスト削減とはいえ、これはねー・・・・。
あんまりかな。
今回は、マルゼン ワルサーPPK/sのホップを自分なりに改良したので紹介します。
まず、インナーバレルの加工がこちら。

上がノーマルで、下が加工したバレルになります。
で、代わりのホップパッキンがこちら。

約1.5ミリ厚のシリコン板から切り出し、デザインナイフとリューターで整形加工しました。
で、バレルに装着した状態がこちら。

斜めからは、

こんな感じ。
チャンバーパッキンも加工しました。

内側の出っ張りを、ほとんど削り取ってBB弾の抜弾抵抗を減少させました。
で、アウターバレルに組んだ状態が、

純正のホップパッキンは、逆さまにしてテンショナーとして使用
さらに組んだ状態。

調整用イモネジは、自分で位置決め穴開け加工して装着しました。
チャンバー内からのホップパッキンの状態は、

こんな感じです。点から面ホップにしたつもりです。
で、野外で試射した所、0.25gで30m位はマルイに匹敵するくらいの弾道になりました。
ノーマルは弾道が30m手前で左右にスライス叉はドロップしていたし、0.25gではホップが厳しい感じだったので。
初速の低下はチャンバーパッキンの出っ張りを削ったので、少し低下しました。ホップ自体での初速低下は無いかと。
ただ、ちょっとホップが効きすぎかな?
0.2gだと0ホップ、0.25gで少し調整する位。
ここは要調整ですね。
自分が思うに、マルゼンのハンドガンに使われているホップシステムはもう古いと思います。
実際、部品取りのため、約5年ぶりに新品のPPK/Sを購入しましたが、何も改良されていませんでした。
今まで使用していたPPK/Sとのパーツの互換性があるので、別の意味で助かりますが。
一応、PPK/Sは純正でクラシックサイレンサー/可変ホップバレルセットがあり、自分もかなり昔に購入したことがあるのですが、ホップの調整が超シビアでつまずきホップの特徴である初速減少の発生と、金属アウターがスライドとの摩擦でピンクっぽい地肌の色が出てきたのが気に入らなかったので、誰かにあげた記憶があります。
今回のホップ改良は、自分でも納得いく結果となりました。
次回はMARUZENのブローバックシステムについて、自分なりに色々検証した結果をご報告出来ればなと思います。
では。
追伸
マルゼンの製品の取扱説明書には、一切、部品番号等は記載はありません。
ハンドガンだけかも知れませんが。
なので、パーツだけの注文は出来ないのでもう一丁購入した次第。
で、バラして気付いたのがこちら。

バレル一式とフレームを繋げるピンですが、抜け防止のギザギザが大きいのが今までのピンで、ギザギザがほとんど無いのが今回購入した方のピンです。
新しい方は、ピンをペンチか何かでカシメて抜け防止部分を作っただけっぽい。
コスト削減とはいえ、これはねー・・・・。
あんまりかな。