2023年05月22日

マルイG19のシリンダー周りを弄ってみた。

てっちです。

前回「予備のシリンダーが手に入ったら、ポート加工も含めて色々実験してみようかと思います。」と書きましたが、予備を手に入れたので、結果を報告します。

まず、予備シリンダーがこちら。

COWCOWの強化シリンダーでございます。
強化シリンダーとありますが、強化の方は全然信用してません。
(M&P9Lで強度は確認済)
純正と比べてみて、ちょっと硬いかな?位です。

で、純正と並べた写真が、

下が純正パーツですが、既にポート拡張してます。
シリンダーカップ側を約0.3ミリ程削って、カップと面一にしました。

で、削った効果ですが、バシッとしたリコイルが、ドン!と重みのあるリコイルに変化しました。
ブローバックの速さは変わらないです。

リコイル増強したので、今度は増強分を発射側に振ります。

で、前回のブログで加工したシリンダーバルブは公開しない予定だったのですが、公開して!との要望があったので、
こちら。


下手くそなこの写真で勘弁して下さい。
要は広げただけ。
でも、これっぽっちの加工だけで、発射側にガスが流れ過ぎて寒さに超弱くなります。
なので、ブローバックを強化したのです。
シリンダーバルブを弄らないので有れば、シリンダーのポート拡張加工は絶対に真似しないでくださいね。
多分、夏場にスライドが吹っ飛びます。

前回のブログでAAP01のシリンダーのポート加工のノウハウがあると書きましたが、あれは意図的にブローバック側のガス流入量を絞ってたのでポート拡張しました。
(そればかりではありませんが・・・・。)

今回のは初速アップのために、マガジンバルブ・シリンダー・シリンダーバルブなど、バランスを見ながら加工したので、ノーマルで満足されている方は無視して下さい。

最近のマルイ製品は、強度・動作等あまり余裕のない設計をしているので。
自分の独断と偏見ですが。
真似したいと思う方はいないと思いますが、自己責任でね。

で、加工後に初速を計測してみました。
いつものマルイ0.25gバイオ、気温25.5度、湿度69%、マガジンを手で温めた条件での結果がこちら。

0.6jを超えました。初速は69m/sですが、0.25gで計測しているので、0.2g換算だと初速が79m/s位ですね。
70超え出来たので、これでフルサイズハンドガンと互換に戦えそうです・・・・・・。


サバゲしてないので戦えるかはわかりませんが・・・・・。


自己満足と言う事で。


では。


  


Posted by てっち at 22:56Comments(0)ガスブローバック

2023年05月17日

マルイG19におけるシリンダー周りについて

てっちです。
前回、G19のシリンダーバルブを弄ってみた所、寒くも無いのに1マガジンも撃ちきれなくなってしまいました。
それで、シリンダー及びバルブの形状等を再確認したら、気づいた点が幾つかあったので、自分なりの持論を書きたいと思います。

まずはこちら。

G19のシリンダー及びバルブ周りです。シリンダーバルブSPはノーマルに戻しています。
バルブの加工部分が少し判るかと思いますが、自分が気になったのはシリンダーのガス入口部分の傾斜です。
今までのマルイ製品では見られない形状です。

比較ですが、G18Cのシリンダーは、


ハイキャパのシリンダーは、

入口の大きさなどは別として、G18Cとハイキャパのポート形状は、あまり変わらないですね。

ここからは自分の憶測ですが、大口径シリンダーにすれば必然と口径に見合ったガス量が必要となります。
しかし、いくらガス量が必要とは言え、今までのGlockシリーズのマガジンのポート形状のままで行くと、ブローバック側にガスが多く流れ込み過ぎてしまい、大口径シリンダーと合わさってスライド破損の危険性が増大します。
かと言ってマガジンは他のGlockシリーズと互換性が必要なため、シリンダー口径に合わせて絞っているのか、バルブにガスか当たる位置を調整して初速を上げるためなのか。

しかし、この傾斜のせいでシリンダーバルブが早期に作動する可能性があるため、シリンダーバルブSPのバネレートは他のマルイガスブロに比べても強い方であり、これが燃費が悪い状態になっている原因ではと推測します。

実際、自分のG19マガジンは、ガス1チャージで50発も撃てませんでした。

なので、自分はシリンダーバルブのある部分の形状をほんの少し加工してバルブの切り替えがスムーズになるようにしたため、多少燃費が向上しました。

加工部分の細部は写真で判断してね。多分、分からないかと思いますが。

予備のシリンダーが手に入ったら、ポート加工も含めて色々実験してみようかと思います。

AAP01アサシンでシリンダー側のポート拡張時の作動のノウハウは得ているので。

目指すは、フルサイズのガスブロハンドガンと遜色ない性能。

では。




  


Posted by てっち at 00:14Comments(0)ガスブローバック

2023年05月01日

マルイG19を購入してみて

てっちです。

久々の投稿ですが、やーーっとまとまった休みが取れたので近くのリサイクル店に行った所、かなり程度の良いマルイG19があったので、速攻で購入してしまった。
こちら。

ほとんど動かした形跡が無い当たり個体でした!

私が保有しているGlockシリーズは、G26(中身はG18)、G18C、G34などですが、G19以降はマイナーチェンジ?リニューアル?されてるとの事なので早速撃ってみた。

撃ってみた感想は、動作は快調だけど、ブローバックが強過ぎるので夏場は耐久性が不安、最近のマルイのガスブロハンドガンの傾向なのか至近距離では弾着が下がる、Glockシリーズのグリップが自分には合わない(だったら買うなよ)のが率直な意見です。

なので、自分好みにするため、ちょいと弄ってみた。
こちら。

マルイのマイクロダットサイトを載せたバージョンがこちら。

と、色々我慢出来ずにやってみた(笑)

加工や交換の箇所ですが、
フロントサイト→G26のフロントサイトに交換
リアサイト→G34のリアサイトに交換
グリップ→自分の手に合わせて削り、ステップリング加工
シリンダーバルブSP→伸ばし加工
マガジンバルブ→放出力加工
など。

ステップリングですが、

トリガーガード下にも施工しました。
右面は、

こんな感じ。
ハンダコテ一本で頑張りましたが、あい変わらず下手くそです(笑)

サイトですが、リアサイトをG34のに交換した理由は、G34のリアサイトがフルアジャスタブルサイトなので、至近距離での弾着を補正するため。

シリンダーバルブSPを加工した理由は、今までブローバックが強過ぎた銃は、シリンダーやスライドの割れ等、痛めやすく銃自体が長持ちしなくなるため、ブローバックの勢いを少しでも弱くして耐久性を向上するために施工しました。
(M&P9Lはブローバックが強過ぎてシリンダー破損2回!)

そういえば、V10もスライド破損でリコールがあったけど、何故マルイはブローバックを過度に強くするのかなと。
確かにブローバックが強力だと撃ち応えはあるけど、材質の強度以上の動作したら壊れて元も後もないと思うんだけど・・・・。

マガジンバルブは初速向上を狙って加工しましたが、結局初速はほとんど変化しませんでした。う~ん。
シリンダーバルブの構造に問題がありそうな・・・。

しばらくは様子見(という実験?)ですね。

いじり甲斐があってこれからが楽しみです。


では。

  


Posted by てっち at 22:47Comments(0)ガスブローバック

2023年04月04日

APS コンバットマスターのシャーシを交換しました。

てっちです。

前回、APS コンバットマスターのハンマーが折れたので、ストックしていたハンマーとの交換中、今度はグリップを固定するグリップスクリューのシャーシ右側のネジ山をネジ切ってしまいました。
軽く締め込んだつもりでしたが、限られた時間内で作業を終わらせようとしてトルクをかけ過ぎたのかもしれません。

で、新たにネジ山を作成しようと思ったのですが、合うネジも見つからなかったし、元々APSのシャーシ自体歪んでたので、結局シャーシを新たに購入しました。
こちら。

既に組み込んでしまってますが、

WEのLDCミドルフレーム タイプHです。
で、組み込みの感想ですが、さすがWE!と言える商品で、マルイのパーツとは互換性バッチリでした。
加工精度も良く、調整無し! 組んでみたらタイト!

APSとの互換性は・・・・語りたくも無し!
というか、元々のAPSのパーツ自体が本当に強度・精度が○○野郎でした。

結局、元々のAPSのパーツで使えたのは、スライド(外側のみ)、スライドストップ、マグキャッチ、グリップセフティ、マグウェル、ハンマーハウジングピン、フロントサイト、リコイルSPガイド、プッシングだけ。

もし、APS コンバットマスターの購入を検討されている方は、ご覚悟されたほうがよろしいかと。
最初から最後まで苦労しますよ。多分・・・。

自分はおすすめしません! 自己責任で。

ちなみにハンマーですが、

結局、ハイキャパ4.3のハンマーとシアをセットで流用したらバッチリ。
購入したシャーシは、

7mmほど長かったので、勿体無かったけど、スライドに合わせてカットしました。
これに飽きたら、コンバットマスターみたいに斜めにカットしてみようかと。

最後に、今回シャーシを交換した訳ですが、交換後は撃ち味がかなり変化しました。
動作がとてもシャープで余計な作動が無い感じ。
とても心地よい撃ち味になりました。

正直言って、このエアガン、ブログのネタとしては困らなかったけど、余計なパーツの購入代としてはかなり困りましたね。本当に。


今度こそやっと使えるガスブロになったので、次回は初速や命中精度などを紹介出来ればなと思います。


では。








  


Posted by てっち at 23:07Comments(0)ガスブローバック

2023年03月06日

マルイ ハイキャパ系列で金属製アウターバレルを使用した場合の不具合と解決策について

てっちです。

件名のとおり、ハイキャパで金属製アウターバレルを樹脂製スライドで使用した場合に、少なからず発生すると思われるスライド閉鎖不良やスライド一部分の磨耗による動作不良と、その改善方法を紹介したいと思います。

まずはこちら、

はい、aps製のttiコンバットマスター自分カスタムです。

この銃ってスライドは樹脂製なんですが、実は材質がちょっと特殊でして、割れるとかヒビとかは無縁で頑丈そうなんですが、実は粘りと柔らか目の材質でして、耐摩耗性が弱い感じがします。
それで、私のこの銃はアウターバレルがチャンバーカバーもバレルもアルミ製なのですが、スライド閉鎖時にアウターバレルにスライド側が負けてしまい、スライド閉鎖不良が度々発生しました。

まぁー、元々この銃はアウターバレルがショートリコイルせずロッキングしない、スライドにアウターバレルが当たらない構造なので、スライドの材質もそれなりのを使っているのではと思われる。

で磨耗したスライドがこちら、

写真が下手なので分かり難いですが、ノズル周りのスライドにアウターバレルが当たる部分が、変な磨耗というか変形しているのが判るかと思います。

それで、写真の部分を修復しようにも、最初に述べたように材質が特殊?のため、プラリペアや瞬着などでは強度が足らず、悩みました。

で、ふと考えついたのが、アウターバレルが金属製なら、スライド側の金属製部分?で押せばいんじゃね?!
と閃いたので実際にやってみたら上手く解決出来ました。

その方法がこちら、

わかりますか?
ブリーチの一部分が曲げてあり、アウターバレルと接触しているのが判るかと思います。
ようは、ブリーチの金属で金属製アウターバレルを押してスライド閉鎖不良を改善したのです。

アウターバレル側は、

赤ノズルで指している部分と、

ブリーチの曲げた部分を当てるようにしました。
曲げた部分は、長さを調整してます。

これで300発以上は撃ってますが、特にトラブルなど全く無く作動してます。


参考になるかどうかはわかりませんが。



もし、参考にされる場合は自己責任で。ブリーチを曲げすぎてノズルに干渉しないように気を付けて。


では。









  


Posted by てっち at 23:34Comments(0)ガスブローバック

2023年03月05日

ハイキャパのスライドを社外品から純正にしていたのだが。

てっちです。

やーっとまともな休みが取得出来たので、以前ハイキャパのリアサイト周りがバックリ割れた社外スライドから純正スライドにしばらく戻していたのですが、何かいやだったので少々弄ってみました。
と言っても言われなきゃ分からない場所ですが。

こちら。


もう一枚


もうお判りですね。正解はスライド先端を、フレーム端までフラットにしました。

最初は純正スライドをそのまま載せてたのですが、フレームとスライドの切欠きが似合わないし、違和感があるなーと思い、だったらスライド先端をinfinity風?にしてみようかと。

スライドの切欠き部分ですが、最初は100均のエポキシパテを使ってたのですが、食付きが悪かったので、いつものプラリペアを盛って成型し、過去レビューで紹介したCAROMのブラックスチールスプレーで塗装しました。
これでスプレーは完全に使い切りです(笑)。

本当はスライドのフロントにもセレーションを入れたかったのですが、道具と時間不足で断念しました。


特に意味ないですが、スライドの長さ比較

上からaps tti コンバットマスターもどき6インチ、ハイキャパ5.1インチ、ハイキャパ4.3インチ。

で、コンバットマスターなのですが、

フロントサイトの集光アクリル棒が簡単に折れて、いつの間にか吹っ飛んでたので、ネットで新たにアクリル棒を注文し、加工して組みました。
集光アクリル棒は1.5mmを使用。
今回は元々の赤から緑に変更です。


久々の良いエアガンいじり日和でした。

明日からまた土日無し! 


では。

  


Posted by てっち at 16:59Comments(0)ガスブローバック

2023年01月22日

実家で見つけたWA beretta 84fを手直ししてみた。

てっちです。

以前、実家の物置で見つけたWAのベレッタ84F(名前忘れた。)ですが、長い間放置していて汚くなっていた為、思いきって手直ししてみた。

実家から見つけた時の状態、びふぉー

昔の写真で下手くそですが、金属部分は表面に錆び、スライド・フレームはベビーウエイト樹脂のため、表面の塗装が浮いてきたりしてます。

で、手直ししたのがこちら、あふたー

もう一枚


作業内容
完全バラシしてスライド・フレームはペーパーで旧塗装剥がしの再塗装。塗料は年代物のキャロムのブラックスチール、
グリップは100均の艶消し黒を使用。
金属部分はサンドペーパーである程度地肌を出し、再黒染め

下手くそですが、少しでもキレイに出来たので満足です。

今はもう手に入らないエアガンなので、今後とも大事にしたいと思います。


では。  


Posted by てっち at 23:06Comments(0)ガスブローバック

2023年01月11日

マルイG26改G26Cのスライドをお色直ししてみた。

てっちです。

G26Cのスライドが汚かったのでお色直ししてみた。
こちら。

ちなみに塗料は、キャロムショットのブラックスチールです。
こちら。

実はこのスプレー缶は、何と!15年前に購入した代物なのですよ。

サビサビの缶ですが、まだ使えてます!

実家に帰った時に、以前紹介したモーゼルと一緒に見つけました。
まだ使えるものとは思ってもみませんでしたが(笑)

スライドの側面は、ペーパーで軽く平面出ししてます。


では。
  


Posted by てっち at 21:17Comments(0)ガスブローバック

2023年01月07日

マルイG26改G26Cにステッピングをしてみた。

てっちです。

自分のマルイG26改G26Cですが、G34で自分の握りやすいようにステッピングをしてみたら、良い感じになったので、メンテがてら、ちょっとグリップが太くて握りにくいG26Cにステッピング加工をしてみた。

まずは、加工前

次はグリップを削り込んだ状態
少しでもハイグリップ出来るようにトリガー下後ろを削り込んでます。

で、ステッピング加工後

相変わらず下手くそです(笑)
今回は、削り込んだトリガーガード下にもステッピングを入れてます。

今回の加工で、握り心地とグリップ力が大きく改善されました。
まぁ、自分の手に合わせて削り込んでいるので、良くなるのは当たり前なのですが・・・・。


では。






  


Posted by てっち at 21:21Comments(0)ガスブローバック

2022年12月28日

実家の物置から出てきたシリーズ2

てっちです。

実家に帰った所、今度は物置からではなく押し入れから出て来ました(どっちもどっち)。
こちら。

はい、CZ75です。kscではありません。
解るでしょうか?

ヒントは、別体のフロントサイトと長いマガジンです。




正解は、MGC CZ75 固定スライドモデルになります。
かれこれ30年くらい前に、初任給で購入したモデルになります。

20年前、10年前と2回、実家で見時々見かけてましたが、また発見出来たので、今度はしっかり管理していこうかなと思います。

ちなみに、現在でもしっかり使えます。
昔のエアガンは、頑丈ですね!
まぁ、構造が簡単と言うのもありますが。

この個体は、完全ドノーマルで、どこも弄ってません。
ちゃんと別体のフロントサイトも付属してますし、マガジンも全く錆びてません。

いかに昔のエアガンが高品質かが理解できます。

別パーツのフロントサイトですが、使用する時は、銃のフロントサイトに被せて使います。
クリアランスや部品の精度は凄いです。別パーツのフロントサイトを被せても、きっちり装着出来るし緩んで外れることは絶対ありません。

で、何で別パーツのフロントサイトがあるのかと言うと、この固定スライドのエアガンは、インナーバレルが動いてマガジンの弾を給弾しつつ、発射となります。
そのため、構造上どうしても狙ったとこより弾着が上に行くので、その補正のためのフロントサイトだったのです。

でも、この銃を弄る度に「昔の材質・精度で今どきのエアガンを作ったら凄いのが出来るのに」と、つくづく思わさる。

では。

  


Posted by てっち at 00:01Comments(0)ガスブローバック